フィガーランド家の秘密『天竜人確定!赤髪のシャンクスの境遇とは?』

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今回は、映画『ONEPICE FILM RED(レッド)』での五老星のセリフから、シャンクスが「天竜人」であると確定致しましたので、シャンクスの現在の立ち位置やなぜ五老星が知っているのかなどについて徹底的に考察をしてきたいと思います。
シャンクス天竜人

謎だらけのシャンクスについて、かなり分かってくる回になっていますので、ぜひ最後までお楽しみ下さい!

天竜人だと確定した理由

まず、簡単にシャンクスが天竜人だと確定した理由についてお話ししていきます。
シャンクスは、劇中での五老星のとある一言によって天竜人だと確定しました。
その一言こそ、「あの娘がフィガーランド家の血筋でもか?」です。

このセリフだけでは何も分かりませんが、五老星の間で「ウタを野放しにすると危ないから始末しよう」という話題になった時に発せられたセリフであることから、フィガーランド家というのは五老星も始末することを躊躇する家系=天竜人の家系であることが分かります。

また、セリフの言い回しからウタがフィガーランド家の血筋だと確定できていなさそうだという点や、ウタがシャンクスの娘だと知った後にウタがフィガーランド家の血筋なのでは?という疑問が湧いたことなどから、五老星はシャンクスの「実娘」ならフィガーランド家の血筋だが、「義娘」なら平民の血筋になるため、処遇を判断しきれない状態なのではないかと推測できます。

つまり、この五老星の会話は「シャンクス=フィガーランド家」という前提をもとに行われていることが分かるため、このたった一言からシャンクスは天竜人の血筋であると確定しました。

フィガーランド家は特別ではない?

さて、ここからシャンクスについての考察です。
最初は、フィガーランド家についてですが、私は巷で有名な「フィガーランド家は天竜人の中でも特権階級だから海賊や革命家であろうと始末するのを躊躇する」という説は間違っており、本当は「“シャンクスだから”海賊なのに天竜人として扱われている」のではないかと考えました。

ドフラミンゴの過去編で「天竜人の証明チップ」の存在が明らかになったことから、天竜人が特別扱いされるためには、そのチップが必要であることが分かります。

もしかしたら最弱の海イーストブルーで「シャンクスは“腕に埋め込まれた天竜人の証を無くす”ためにわざと食われた」かもしれませんが。。。

しかし、生まれたてのシャンクスがチップを持っているはずがないことや、ドフラミンゴのようにマリージョアの国宝について知っているはずがないことなどから、フィガーランド家はチップがなくても特別視される特別な血筋なのではないか?というのが先ほど紹介した説の根拠です。

しかし私は、シャンクスが生まれたての状態でロジャーに連れていかれ、証明チップを持っていなかったからこそ、特別視されているのではないかと考えています。

これから、順に解説していきますね。

まず、シャンクスがゴッドバレーでロジャーに拾われており、ゴッドバレーには数多くの天竜人などがいたことから、フィガーランド家の生まれたての子供がいなくなっていることには誰もが気付くはずです。

そして、ロジャーはセンゴクやガープなど海軍上層部に仲が良い人がいましたし、シャンクスはウタと違って戦闘にも全面的に参加していたため、海軍そして五老星の元に、ゴッドバレー事件以降ロジャー海賊団に子供が乗っている=フィガーランド家の子供がロジャーの手に渡ってしまったという報告は間違いなく届くはずです。

そこで、五老星は選択に迫られます。
ドフラミンゴの一家のように自分から人間に成り下がったのならいざ知らず、不可抗力によって人間のような生活を送ってしまった天竜人を勝手に人間にして良いのかという、五老星ならではの悩みに陥ることになるのです。

そこで五老星は、マリージョアにいるフィガーランド家の人々、つまりシャンクスの親戚への敬意も含め、海賊シャンクスを特例として天竜人として扱うことに決めたのではないでしょうか?

しかし、有名な海賊を改めて天竜人としてマリージョアに迎え入れることは出来ないため、最終的に一海賊として懸賞金はつけるものの、海軍からは特別視される異例な海賊「赤髪のシャンクス」が生まれたのではないかと考えました。

そう考えると、海賊でありながら五老星と面会できたことや、白ひげの供養をセンゴクがシャンクスに任せたことなども、海軍上層部の人々はシャンクスの血筋の秘密を知っているからという理由で説明できるのではないでしょうか?

さらに言えば、五老星の「赤髪は暴れさせたら手に負えない」というセリフも、戦闘力が高いからだけでなく、何をされても逮捕できないからという二重の意味を込めて行ったのではないかと考えられます。
一つ謎が解けるだけで、芋づる式に伏線が回収されそうですね。

シャンクスの今後の立ち位置

続いて、シャンクスの今後の立ち位置について考察していきたいと思います。

先ほどシャンクスは天竜人の血筋であり、五老星でも手を出せない存在であるという考察を行いましたが、シャンクスはCPの船からゴムゴムの実を奪ったり、新世代の海賊たちを討ち取る絶好の機会を狙った緑牛の邪魔をしたりなど、明らかに世界政府の邪魔をするような行動を取っています。

そのため、今後シャンクスは「何か」が決定的なきっかけとなって天竜人の称号を剥奪され、本格的に海軍から追われる立場になるのではないかと考えました。

つまり、「不可抗力で海賊になってしまい、マリージョアにも戻れない可哀想な天竜人だから特別扱いする」という扱いから、「天竜人とはいえ政府に逆らおうとする奴は天竜人として認められない」という扱いに変わるのではないかということです。

作中では、「天竜人」は何をしても咎められない存在だとされているので、あまり考えられない未来かもしれませんが、私が考えたきっかけとなる「何か」の正体を知れば、皆さんにも納得して頂けると思います。
その「何か」こそ、ニカになったルフィを守ることです。

五老星の反応、そしてニカ=ジョイボーイであることなどから、ニカは世界政府にとって最大の敵であり、絶対に始末しなければならない存在であることが分かります。

それを守るということは、世界政府に対する反逆行為、つまり世界政府自体を倒そうとする行為に他ならないので、流石のシャンクスといえど切れられるのではないでしょうか?

そのため、私は最終章でルフィがピンチに陥り命が危なくなった場面でシャンクスが現れ、1話のようにルフィを守ることで天竜人の称号を外されるという展開になるのではないかと考えました。

そうすれば、五老星からすれば自分の立場を利用して好き勝手するシャンクスを逮捕するいい口実になりますし、製作者側からすれば今度は世界で唯一の特権が奪われてでもルフィを守るシャンクスのかっこいい姿を描いて読者を盛り上げることが出来ますので、物語的にも尾田先生的にも大きな影響を与える展開になりそうですね。

まとめ

ここまで、天竜人であると確定したシャンクスの過去や未来について考察してきましたが、いかがだったでしょうか?
私的には、今回の考察でシャンクスについてかなり分かった、良い考察になったのではないかなと思っています。

やはり、『ONE PIECE』において「血筋」という要素は重要視されていそうですね。
こうなると、ナミやフランキー、ブルックらもとんでもない血筋なのでは??という疑問が生じてきますが、今日はここまで。

最後までご視聴いただき、ありがとうございました!